专利摘要:
被加工物(110)の加工面(108)上のターゲット位置(106)における小さい特徴形状をレーザ加工する。ビーム経路に沿って伝播するレーザビーム(104)は、小さい特徴形状を加工するために、加工面上のターゲット位置に入射するように方向付けられる。加工面上にレーザビームを収束するように寸法決めされたフォーカスレンズ(112)は、小さい特徴形状をレーザ加工し、これによって、被加工物からフォーカスレンズに向かってターゲット材料が排出されるようにビーム経路内の加工面から短い作動距離(x1)に設定される。フォーカスレンズと、加工面との間に配設された犠牲保護部材(114)は、フォーカスレンズによって集光され、加工面に入射するレーザビームを、顕著な歪み又は吸収なしで透過する。犠牲保護部材は、十分な量の排出されたターゲット材料が、フォーカスレンズに到達し、フォーカスレンズを汚染することを防止するように排出されたターゲット材料を遮蔽する。
公开号:JP2011515227A
申请号:JP2011501908
申请日:2009-03-17
公开日:2011-05-19
发明作者:バルドウィン,レオ
申请人:エレクトロ サイエンティフィック インダストリーズ インコーポレーテッド;
IPC主号:B23K26-16
专利说明:

[0001] 本発明は、レンズの顕著な汚染を防止するためのレンズ及び犠牲保護部材を含むレーザ微細加工システムに関する。]
背景技術

[0002] 従来のレーザ微細加工システムは、被加工物の加工面上のターゲット位置にレーザビームを集光するレンズを含む。集光されたレーザビームは、被加工物から材料を取り除き、排出されたターゲット材料を生成する。このターゲット材料は、レンズに向かって吐き出される。従来のシステムでは、レンズは、被加工物から十分遠い作動距離(例えば、50ミリメートル(mm))に配設されており、この場合、排出されたターゲット材料の一部がレンズに接触したり、レンズを汚染したりすることはない。]
発明が解決しようとする課題

[0003] しかしながら、レーザ微細加工の分野では、被加工物上の小さい加工形状が望まれている。小さい加工形状は、被加工物の加工面に回折限界スポットが小さい入射光を生成するために、高開口数(NA)、例えば、NAが1のレンズを必要とする。従来のレーザ微細加工システムのレンズは、排出されたターゲット材料がレンズに達することを防止するために、遠い作動距離に配設されるので、従来のシステムは、高いNAを達成するために、大きな直径のフォーカスレンズを使用する。従来では、例えば、1のNAを達成するために、50mmの作動距離に配設された100mmの直径を有するレンズが使用されている。大きな直径を有するレンズによって、コストが高くなる。]
[0004] したがって、排出されたターゲット材料によってレンズを汚染することなく、従来のレーザ微細加工システムのレンズに比べて、より小さく、より安価で、より近い作動距離に配設される、高NAレンズを含むレーザ微細加工システムが必要とされている。]
課題を解決するための手段

[0005] ここに開示する好ましい実施の形態は、被加工物の加工面上のターゲット位置において、小さい特徴形状のレーザ加工を実行する。ビーム経路に沿って伝播するレーザビームは、被加工物の加工面上のターゲット位置に入射して、小さい特徴形状を加工するように方向付けられる。加工面上にレーザビームを収束するように寸法決めされたフォーカスレンズは、小さい特徴形状をレーザ加工し、これによって、被加工物からフォーカスレンズに向かってターゲット材料が排出されるようにビーム経路内の加工面から短い作動距離に設定される。フォーカスレンズと、被加工物の加工面との間に配設された犠牲保護部材は、フォーカスレンズによって集光され、加工面に入射するレーザビームを、顕著な歪み又は吸収なしで透過する。犠牲保護部材は、排出されたターゲット材料が、フォーカスレンズに到達し、フォーカスレンズを汚染することを防止するように十分な量の排出されたターゲット材料を遮蔽する。]
発明の効果

[0006] この手法により、フォーカスレンズは、排出されたターゲット材料によって顕著に汚染されることなく、被加工物の加工面から短い作動距離に設定することができる。フォーカスレンズは、短い作動距離に設定できるので、フォーカスレンズは、直径を小さくすることができ、高いNA及び高い性能(すなわち、小さいスポットサイズ)によって特徴付けることができる。]
[0007] 更なる側面及び利点は、添付の図面を参照して進められる好ましい実施の形態の以下の詳細な説明から明らかになる。]
図面の簡単な説明

[0008] 好ましい実施の形態のレーザ微細加工システムの略図である。
第1の実施の形態に基づくレーザ微細加工システムのフレキシブルシートを示す図である。
第1の実施の形態に基づくレーザ微細加工システムのフレキシブルシートを示す図である。
第2の実施の形態に基づくレーザ微細加工システムの剛体シートを示す図である。
第2の実施の形態に基づくレーザ微細加工システムの剛体シートを示す図である。
第3の実施の形態に基づくレーザ微細加工システムのコンフォーマル層を示す図である。
好ましい実施の形態のレーザ微細加工システムを示す図である。
従来のレーザ微細加工システムを示す図である。
好ましい実施の形態のレーザ微細加工システムで用いられる複数のレーザビーム及び複数の関連するレンズを示す図である。]
実施例

[0009] 以下、レーザ微細加工システムの好ましい実施の形態について説明する。同様の参照符号が付されたシステムの構成要素は、説明する実施の形態のそれぞれにおいて、同様の機能を担っている。レーザ微細加工システムの好ましい実施の形態は、被加工物の排出されたターゲット材料によって1つ又は複数のレンズを顕著に汚染することがないよう、被加工物の加工面から十分短い作動距離に配設された1つ以上のレンズを含む。]
[0010] 図1は、レーザ微細加工システム100を示しており、レーザ微細加工システム100は、レーザビーム源102を含む。レーザビーム源102は、レーザビーム104を生成及び出射し、レーザビーム104は、ビーム軸104’によって表現されるビーム経路に沿って伝播し、被加工物110の加工面108上のターゲット位置106に入射する。レーザビーム源102は、当業者に周知の如何なる種類のレーザエネルギ生成デバイスであってもよい。また、レーザ微細加工システム100は、レーザビーム104のビーム経路を変更するミラー(図示せず)を備えていてもよい(すなわち、レーザビーム源102は、ターゲット位置106の真上ではない位置にあってもよい)。レーザ微細加工システム100は、レーザビーム104のビーム経路内に配設され、ターゲット位置106にレーザビーム104を集光するレンズ112を備える。レンズ112は、レーザビーム104を加工面108上に収束させ、例えば、形状寸法が約0.25マイクロメートル(μm)〜約50μmの範囲の小さい特徴形状をレーザ加工する。] 図1
[0011] レンズ112は、ターゲット位置106にレーザビーム104を集光することができる如何なる種類の収束レンズであってもよい。レンズ112の直径は、如何なるサイズであってもよいが、好ましくは、レンズ112は、100mm未満の直径を有する小さいレンズである。レンズ112の直径は、レンズ112と加工面108との間の作動距離x1及び所望のNAによって決定される。例えば、1のNAが望ましく、レンズ112と加工面108との間の作動距離x1が約25mmである場合、レンズ112の直径は、約50mmとすることができる。レンズ112と加工面108との間の作動距離x1が約5mmである場合、1のNAを達成するには、レンズ112の直径は、約10mmにするとよい。所定のNA及び所定の性能(すなわち、ターゲット位置106におけるスポットサイズ)について、レンズ112の直径は、作動距離x1の変更に直接的に関連して変化する。レンズ112の質量は、直径の3乗に比例し、したがって、作動距離x1の3乗に比例する。レンズ112は、複合レンズシステム内の複数のレンズの1つであってもよい。レンズ112は、保護層と連携して動作するように設計されたレンズであってもよい。例えば、レンズ112は、コンパクトディスク(CD)及びデジタルバーサタイルディスク(DVD)技術で用いられる種類のレンズであってもよく、すなわち、CD又はDVD上に設けられている保護層を介して動作するように設計してもよい。]
[0012] レーザ微細加工システム100は、レンズ112と、被加工物110の加工面108との間に配設された犠牲保護部材114を含む。ここに示す実施の形態では、犠牲保護部材114は、加工面108から離間している。犠牲保護部材114は、レーザビーム104を顕著に歪ませ及び吸収することなく、レンズ112によって集光されたレーザビーム104を透過させ、ターゲット位置106において、加工面108上に入射させる。犠牲保護部材114は、レーザビーム104に対して光学的影響を有することがあるが、レンズ112及びレーザ微細加工システム100の他の光学部品を設計する際に、犠牲保護部材114の光学的影響を補償することができる(すなわち、犠牲保護部材114と共に用いる場合、レンズ112を完全に補正してもよい)。]
[0013] 実際の動作では、レーザビーム104が、ターゲット位置106において加工面108に入射すると、レーザビーム104は、ターゲット位置106からターゲット材料を除去し、排出されたターゲット材料を生成する。このターゲット材料は、加工面108から離れ、概ね一般にビーム経路に沿う方向に吐き出される。排出されたターゲット材料がビーム経路に沿う方向に吐き出されることは、少なくとも幾らかの排出されたターゲット材料が、概ねレンズ112に向かう方向に吐き出され、これにより、排出され、遮蔽されていないターゲット材料は、レンズ112に接触し、レンズ112を汚染することを意味する。犠牲保護部材114は、排出されたターゲット材料を遮蔽して、排出されたターゲット材料がレンズ112に到達して、レンズ112を顕著に汚染することを防止する。犠牲保護部材114は、被加工物毎に一回だけしか使用できないという点で犠牲的であり、レーザビーム104が排出されたターゲット材料を生成した後は、犠牲保護部材114の表面116には、排出されたターゲット材料が埋まり、これによって、犠牲保護部材114は、後の被加工物での使用には、光学的に不適切になる(すなわち、犠牲保護部材114は、レンズ112によってターゲット位置106に集光されるレーザビーム104を透過するために使用不能になる)。ここで、以下の実施の形態に基づいて、犠牲保護部材114をより詳細に説明する。]
[0014] 第1の実施の形態
図2a及び図2bに示す第1の実施の形態では、犠牲保護部材114は、フレキシブルシート214である。フレキシブルシート214は、顕著な歪み又は吸収なしでレーザビーム104を透過することができる如何なる種類の透明材料であってもよい。例えば、レーザビーム104の波長及びフルーエンスに応じて、ポリマ、例えば、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、光学等級のポリウレタン(PU)、環状オレフィンポリマ/コポリマ(COP/COC)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリエーテルアミド(PEI)等の全てが、フレキシブルシート214の良い候補材料となる。例えば、これらの材料の全ては、可視光線及び近赤外線を透過するが、ある等級のPMMAだけが、350ナノメートル(nm)を透過し、このため、355nmレーザについては、PMMAが好ましい選択肢である。これらは、全て、比較的安価であり、薄いシートとして入手することができる。PMMA、PS及びオレフィンは、高い内部透過率を有し、このため、これらは、その目的を達成する前に、レーザエネルギの吸収がフレキシブルシート214を破損する可能性がある高フルーエンスビームのための好ましい候補である。] 図2a 図2b
[0015] 図2aに示すように、フレキシブルシート214は、フレーム202によって、加工面108の上方に懸架されている(すなわち、フレキシブルシート214は、加工面108に接触しない)。また、フレーム202は、フレキシブルシート214を引っ張って保持する。フレーム202は、チャック204によって、適所に保持され、又はチャック204に連結され、チャック204は、被加工物110も保持する。フレキシブルシート214は、加工面108の表面積より大きい表面積を有していてもよい。フレキシブルシート214は、加工面108の上方に懸架されているので、フレキシブルシート214は、多量の排出されたターゲット材料を収容することができる。フレキシブルシート214と加工面108との間のギャップ距離Dを比較的大きくすることによって、排出されたターゲット材料を表面116の上方の広い領域に亘って拡散させてもよい。逆に、フレキシブルシート214と加工面108との間のギャップ距離Dを比較的小さくして、排出されたターゲット材料が、ターゲット位置106に対応する表面116上の局所的な領域206に埋まることで、排出されて埋まったターゲット材料が、他のターゲット位置において、他のターゲット材料の除去を妨害することを防止するようにしてもよい。] 図2a
[0016] これに代えて、フレキシブルシート214は、被加工物110の加工面108に接触してもよい。図2bでは、フレキシブルシート214は、被加工物110の加工面108上に載置され、これに密着している。フレキシブルシート214は、加工面108に密着しているので、幾らかのターゲット材料の排出は、物理的に妨害され、ターゲット位置106の付近の加工面108上にターゲット材料が残ることがある。したがって、フレキシブルシート214を加工面108に密着させることは、比較的少量の材料を除去する状況に最も適している。両方の状況、すなわち、フレキシブルシート214を上方に懸架する場合も、接触させる場合も、フレキシブルシート214は、被加工物110を処理した後に、容易に取り除くことができる。] 図2b
[0017] 第2の実施の形態
図3a及び図3bに示す第2の実施の形態では、犠牲保護部材114は、剛体シート314である。剛体シート314は、顕著な歪み又は吸収なしでレーザビーム104を透過することができる如何なる種類の透明材料であってもよい。例えば、レーザビーム104の波長及びフルーエンスに応じて、ガラス、溶融シリカ若しくはポリマ、例えば、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、光学等級のポリウレタン(PU)、環状オレフィンポリマ/コポリマ(COP/COC)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリエーテルアミド(PEI)等の全てが、剛体シート314の良い候補材料となる。例えば、これらの材料の全ては、可視光線及び近赤外線を透過するが、溶融シリカ及びある等級のPMMAだけが、350ナノメートル(nm)を透過し、このため、355nmレーザについては、溶融シリカ又はPMMAが好ましい選択肢である。これらは、全て、比較的安価であり、厚板の形式で、又は所望の形状及び厚さに射出成形された状態で入手することができる。溶融シリカ、ガラス、PMMA、PS及びオレフィンは、高い内部透過率を有し、このため、これらは、その目的を達成する前に、レーザエネルギの吸収が剛体シート314を破損する可能性がある高フルーエンスビームのための好ましい候補である。] 図3a 図3b
[0018] 図3aでは、剛体シート314は、加工面108の上方に懸架されている。剛体シート314は、シート支持体302によって加工面108の上方に懸架してもよい。シート支持体302は、チャック204に連結してもよく、又はチャック204の一部として一体に形成してもよい。また、剛体シート314は、加工面108の上方に懸架し、加工面108の外側の縁部(lip)によって支持し、真空圧又は機械的固定によってチャック204に押し当てるようにしてもよい。剛体シート314は、通常、加工面108より表面積が大きい。剛体シート314は、加工面108の上方に懸架されているので、剛体シート314は、多量の排出されたターゲット材料を収容することができる。剛体シート314と加工面108との間のギャップ距離Dを比較的大きくすることによって、排出されたターゲット材料を表面116の上方の広い領域に亘って拡散させてもよい。逆に、剛体シート314と加工面108との間のギャップ距離Dを比較的小さくして、排出されたターゲット材料が、ターゲット位置106に対応する表面116上の局所的な位置306に埋まることで、排出されて埋まったターゲット材料が、他のターゲット位置において、他のターゲット材料の除去を妨害することを防止するようにしてもよい。] 図3a
[0019] これに代えて、剛体シート314は、被加工物110の加工面108に接触してもよい。図3bでは、剛体シート314は、被加工物110の加工面108上に載置されている。剛体シート314は、真空圧又は機械的固定によってチャック204に押し当てられている。剛体シート314は、加工面108に接触しているので、幾らかのターゲット材料の排出は、物理的に妨害され、ターゲット位置106の付近の加工面108上に残ることがある。したがって、剛体シート314を加工面108に接触させることは、比較的少量の材料を除去する状況に最も適している。両方の状況、すなわち、剛体シート314を上方に懸架する場合も、接触させる場合も、剛体シート314は、被加工物110を処理した後に、容易に取り除くことができる。] 図3b
[0020] 第3の実施の形態
図4に示す第3の実施の形態では、犠牲保護部材114は、被加工物110の加工面108上のコンフォーマルコーティング(conformal coating)414である。コンフォーマルコーティング414は、蒸着コーティングプロセス(すなわち、パリレンコーティング)又はスピンコーティングプロセスによって、加工面108に堆積させてもよい。コンフォーマルコーティング414は、フレキシブルシート214及び剛体シート314のために用いられる材料と同様のポリマ材料であってもよく、ポリマ材料は、担体内に溶融してもよく、被加工物110上で重合が行われる2段階プロセスによって適用してもよい。ターゲット材料の除去の後に、コンフォーマルコーティング414は、取り除いてもよく、加工面108上に残してもよい。(1)コンフォーマルコーティング414は、排出されたターゲット材料の全てを確保できるわけではなく、(2)コンフォーマルコーティング414は、ターゲット材料の排出を物理的に妨害して、幾らかのターゲット材料がターゲット位置106に残り、(3)コンフォーマルコーティング414の光学的性質は、1つの特徴形状の除去プロセスの間に劣化し、後の除去段階に影響が生じることがある等の理由から、コンフォーマルコーティング414は、取り除かれる材料が少量である場合に適している。] 図4
[0021] 上述した実施の形態は、従来のレーザ微細加工システムに比べて、多数の利点を有している。図5a及び図5b(縮尺は原寸に比例していない。)は、それぞれ、好ましい実施の形態のレーザ微細加工システム100と、従来のレーザ微細加工システム500とを比較して示している。例えば、レーザ微細加工システム100の犠牲保護部材114は、レンズ112に向かって吐き出される排出されたターゲット材料を遮蔽するので、レンズ112は、従来のレーザ微細加工システム500の作動距離x2より短い作動距離x1に配設することができる(例えば、作動距離x2をx1に等しくしたとすると、排出されたターゲット材料518が、従来のレーザ微細加工システム500のレンズ512を汚染してしまう)。換言すれば、作動距離x1は、排出され、吐き出されたターゲット材料が遮蔽されなければ、レンズ112に到達するような短い距離に設定することができる。] 図5a 図5b
[0022] また、レンズ112は、近い作動距離に配設することができるので、レンズ112は、従来のレーザ微細加工システム500のレンズ512より小さくしても、高いNA及び高い性能を維持することができる。レンズの小型化によって、レンズ112は、レンズ512より安価になる。また、レンズ112は、レンズ512より軽くなり、したがって、レーザ微細加工システム100のレンズフォーカシング機構の動力を改善できる。またレンズ112は、レンズ512より小さいので、図6に示すように、被加工物110上で平行に動作する複数のレンズ112及びレーザビーム104を提供できる。] 図6
[0023] ここに開示した上述の実施の形態の詳細は、その基底にある原理から逸脱することなく、様々に変形できることは当業者にとって明らかである。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲のみによって判断される。]
权利要求:

請求項1
被加工物(110)の加工面(108)上のターゲット位置(106)において小さい特徴形状をレーザ加工するレーザ微細加工システム(100)を構成する方法において、レーザビーム(104)を、ビーム経路に沿って伝播して、被加工物(110)の加工面(108)上のターゲット位置(106)に入射して、前記被加工物(110)の小さい特徴形状を加工するように方向付けるステップと、前記加工面(108)上に前記レーザビーム(104)を収束するように寸法決めされたフォーカスレンズ(112)を、前記ビーム経路内の前記加工面(108)から短距離に設定し、前記小さい特徴形状をレーザ加工して、これによって、前記被加工物(110)から前記フォーカスレンズ(112)に向かってターゲット材料が排出されるステップと、前記フォーカスレンズ(112)と前記被加工物(110)の前記加工面(108)との間に、犠牲保護部材(114)を配設し、前記フォーカスレンズ(112)によって集光され、前記加工面(108)に入射する前記レーザビーム(104)を、前記犠牲保護部材(114)は顕著な歪み及び吸収なしで透過し、前記排出されたターゲット材料が、前記フォーカスレンズ(112)に到達し、前記フォーカスレンズ(112)を汚染することを防止するように十分な量の前記排出されたターゲット材料を前記犠牲保護部材(114)が遮蔽するステップとを有する方法。
請求項2
前記フォーカスレンズ(112)を、前記被加工物(110)の前記加工面(108)から50mm未満の距離に設定するステップを更に有する請求項1記載の方法。
請求項3
前記被加工物(110)の前記加工面(108)の上方に前記犠牲保護部材(114)を懸架させて、前記犠牲保護部材(114)が前記加工面(108)に接触しないようにするステップを更に有する請求項1記載の方法。
請求項4
前記被加工物(110)の前記加工面(108)上に前記犠牲保護部材(114)を載置し、接触させるステップを更に有する請求項1記載の方法。
請求項5
被加工物(110)からターゲット材料を除去するレーザ微細加工システム(100)において、ビーム経路に沿って伝播し、被加工物(110)の加工面(108)上のターゲット位置(106)に入射して、前記ターゲット位置(106)において、前記被加工物(110)からターゲット材料を除去し、前記加工面(108)から離れる方向に吐き出される排出されたターゲット材料を生成するレーザビーム(104)を放出するレーザビーム源(102)と、ビーム経路内に配設され、前記被加工物(110)の前記加工面(108)上の前記ターゲット位置(106)に前記レーザビーム(104)を集光するレンズ(112)であって、前記被加工物(110)の前記加工面(108)から排出され、吐き出されたターゲット材料が、遮蔽されていなければ、前記レンズ(112)に到達できる十分短い作動距離(x1)に設定されたレンズ(112)と、前記レンズ(112)と、前記被加工物(110)の前記加工面(108)との間に配設され、前記レンズ(112)によって集光され、前記加工面(108)に入射する前記レーザビーム(104)を、顕著な歪み及び吸収なしで透過し、前記排出されたターゲット材料が、前記レンズ(112)に到達し、前記レンズ(112)を汚染することを防止するように、十分な量の前記排出されたターゲット材料を遮蔽する犠牲保護部材(114)とを備えるレーザ微細加工システム(100)。
請求項6
前記排出され、遮蔽されたターゲット材料は、前記犠牲保護部材(114)に埋まり、これによって、前記犠牲保護部材(114)は、前記レンズ(112)によって前記ターゲット位置(106)に集光された前記レーザビーム(104)を透過するために使用不能になる請求項5記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項7
前記作動距離(x1)は、50ミリメートル未満である請求項5記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項8
前記犠牲保護部材(114)は、前記被加工物(110)の前記加工面(108)上に堆積されたコンフォーマルコーティング(414)である請求項5記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項9
前記コンフォーマルコーティング(414)は、蒸着コーティングである請求項8記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項10
前記コンフォーマルコーティング(414)は、スピンコーティングである請求項8記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項11
前記犠牲保護部材(114)は、剛体シート(314)である請求項5記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項12
前記被加工物(110)は、前記チャック(204)によって適所に保持され、前記剛体シート(314)は、前記加工面(108)に接触し、前記チャック(204)によって前記加工面(108)に押し付けられている請求項11記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項13
前記被加工物(110)は、前記チャック(204)によって適所に保持され、前記剛体シート(314)は、前記チャック(204)に連結されたシート支持体(302)によって、前記加工面(108)の上方に懸架されている請求項11記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項14
前記犠牲保護部材(114)は、フレキシブルシート(214)である請求項5記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項15
前記フレキシブルシート(214)は、前記加工面(108)に接触し、密着する請求項14記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項16
前記被加工物(110)は、チャック(204)によって適所に保持され、前記フレキシブルシート(214)は、前記加工面(108)の上方に懸架され、前記チャック(204)に連結されたフレーム(202)によって、引っ張って保持されている請求項14記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項17
前記レンズ(112)は、複数のレーザビーム(104)の1つを、前記加工面(108)上の複数のターゲット位置の1つに集光する複数のレンズの1つであり、前記犠牲保護部材(114)は、前記複数のレーザビーム(104)を透過させて、前記複数のターゲット位置に入射させる請求項5記載のレーザ微細加工システム(100)。
請求項18
前記犠牲保護部材(114)は、前記レーザビーム(104)に光学的に影響し、前記レンズ(112)は、前記レンズ(112)が前記ターゲット位置(106)にレーザビーム(104)を集光するように、前記犠牲保護部材(114)の光学的影響を考慮して配設される請求項5記載のレーザ微細加工システム。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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WO2009120541A2|2009-10-01|
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KR20100136517A|2010-12-28|
US20090242526A1|2009-10-01|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-09-01| RD01| Notification of change of attorney|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20110831 |
2011-09-17| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110831 |
2012-06-05| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120605 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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